概要

TEIビューアでの利用を想定したCustom OpenSegDragon Viewerを作成しました。

背景

以下のようなTEIとIIIFを対応させたビューア開発において、次に示す機能を持ったビューアが必要でした。

  • IIIFのマニフェストファイルを読み込むことができる。
  • ビューアコンポーネント側でのコマ送りを、コンポーネント外で把握することができる。
  • 画像の部分領域をハイライトすることができる。

上記の要件を全てを満たす既存のIIIF対応ビューアを見つけることができなかったため、独自のビューアの開発を試みました。合わせて、npmパッケージとして公開することも試みました。

開発したビューア

ドキュメンテーション等がまだ不十分ですが、以下のページで公開しています。このページで、ソースコードへのリンクも掲載しています。

vue3とviteを使ったコンポーネントの開発およびnpmでの公開にあたっては、以下のサイトを参考にしました。

使用例

以下のページで導入例をご確認いただけます。

コンポーネント内外からのコマ送りが可能です。これにより、例えばIIIF画像とTEIテキストの並列表示を行った際、TEIテキスト側からのコマ送りや、画像のコマ送りによる当該テキストへのスクロールなどを行うことができます。

またハイライト機能用いることで、あるテキスト行に対応した画像の部分領域をハイライトさせる、といったことが可能です。

使用例のソースコードは以下です。

ssrでの公開にあたり、pluginsフォルダに以下を追加しています。

まとめ

ドキュメンテーションの充実や、IIIF v3への対応など、多くのTODOが残っていますが、参考になりましたら幸いです。